【アーケード基板で遊ぶ 麻雀編】
ゲーセンと言えば脱衣麻雀

なかなか恥ずかしくて出来なかった兄貴
連コインで頑張ったけど、サービスシーンが見れなかった兄貴
そんな兄貴達の悲喜交々に答えるべく麻雀基板のプレイ方法の紹介

今回、用意した基板は「対戦ホットギミック3 デジタルサーフィン」
決め手はノービア
恥ずかしながら、自分は麻雀をあまり知らないので
有名どころで安い基板と言う事でコレにしました

麻雀基板を遊ぶと言う概念は、基礎編と同じですが、麻雀はJAMMAの規格とは違う配列をしているので
同じコネクタは使えません

上がJAMMA 下が麻雀
MAHJONGと書いてあるのが確実な見分け方かな

この基板の接続方法は説明書に載っているコネクター図面を確認してください


麻雀基板はこれ以上増える予定は無いので
今回は基板に直接半田付けする荒業でいきます

説明書を見ながら、
右からGND 一つあけて +5v 2つあけて +12Vを接続

映像

10番と書いてある一つ左がSYNC その隣が GREEN 左へ3つ目がGND
10番ピンもGND(SPEAKER-)ですが、説明書を忠実に従う事にしました

ひっくり返して

SYNCの裏がBLUE GREENの裏がREDです

とりあえず電源を入れて確認
大変、楕円に見えてる! ワイドですから・・・
画面が表示されたら成功

次にスピーカーとテストスイッチの取り付け

10番ピンの裏表がスピーカー
GREENの一つ左がテストスイッチで、その二つとなりがGND

電源を入れてテスト画面が表示される事を確認



次はボタンの準備です
麻雀のボタンは全部で20個あります(ゲームによっては+α)
このボタンの仕組みにはキーマトリックスが使われています

これが一般的なマトリックス表
※2011年1月17日追記
一般的にマトリックスには7のラインにラストチャンスとフリップフロップがあるらしい
しかし、この二つのボタンを使うゲームはほぼ無いので、今回は結線無しです。


上の表を元にホットギミックで置き換えてみると

COM x-xと書いてある右側の数値を使います
AのCOM0-3 と Tの5-1 なら3と1を結線でスタートとなります


仕組みは分かると簡単ですが、このボタンをどうやって作ろうかが課題となります
とりあえず、やり易さよりも作りやすさを重視して考えた結果

マトリックス通りの配置にしてみました

これを作るポイントとしては斜めにボタンを入るする事
縦で配置してしまうと、ボタンの足が縦と横の線に触れてしまいます
●● ●●
────────

斜めなら、こんな感じ
●  ●
 ●  ●
────────

スイッチは4本足が良いですね

2本足のスイッチでは基板面の配線がかなり難しいです

完成したキーマトリクス、ほぼそのまんまコントローラー


これを説明書通りに配線すれば完成です


テストモードでキーのテストが終わったら
※左上にコインスイッチを追加しました

シールを貼って、これで遊べる状態です


オマケ
テストスイッチはちょうどGNDの近くだったので、直接基板にスイッチをつけました

テストスイッチはそんなに押すボタンでもないのでコレで十分です
関連情報: 麻雀基板で遊ぶ2
戻る TOPに戻る