キラキラスターナイト ROMカセット化
キラキラスターナイトはキラキラスターナイト公式サイトの説明を引用させて頂きますと

ファミコン生誕30周年の2013年、漫画家RIKI監修の新作ファミコンゲームがついに登場!
その名も「キラキラスターナイト」。気軽に誰でも遊べる難易度とかわいいキャラクターが
星を求めてかけまわる爽快ジャンピングアクションゲーム。

ファミコンなので、ROMカセット化すればファミコン実機で動きます
まず、このキラキラスターナイトとの出会いは
2013年11月10日(日)に川口市市民ホールフレンディアで行われた
ゲームレジェンド19で、実際に実機で動いてる物を見て
これは、自分もROM化してみたい!と思いながら、色々説明を聞いていると
こちらのキラキラスターナイト パーフェクトブックを買うと

中に入っているCD-ROMにNESのイメージファイルが入ってるとの事で、即購入


そんな訳で、早速ROMカセット化する為に、Andou's Famicom HouseさんのところのROMチェッカーでチェック

マッパー4と言う事は、だいぶ前に作成したハイレベルチャレンジ!のカシオンさんが作成したグラディウスACの
ROMカセット化した時に作った、ソケット化したテストカートリッジが使えるので
それならば直ぐに出来そうなので、早速作ってみます

まずは、わいわいの巣さんのOld utilitiesにあるNESPlitを使って
CHR ROMとPG ROMに分けて、それをROMライターで焼きます

キラキラースターナイトはCHR・PGともに256Kbyteなので2Mbitの27C020を使います
出来たROMをテスト用に作った、ソケット型のROMカセットでテストしてみます

動いた!

これで終わっても良いのですが、ちゃんとROMカセットにしたいところ

今回ROMカセット化を作るにあたって、前回のグラディウスACを作った時に
作ろうと思ってた、ROMカセット化の資料を作る事も考えて作ります

乗せる、ROMについては上記に記載した内容で作成出来ますので詳しい事は省きます

しかし、ROMカセット化するのに一番ネックなのはROMライターが結構高いのと
EPROMの入手が厳しくなって来てるところですね

ROMの準備が出来たら、生贄となるファミコンカセットですが
こちらもAndou's Famicom Houseさんの
ゲーム機毎の全タイトル一覧(エクセル) のファミコンの中から
マッパー4で、出来れば同じ大きめのROMが乗っているカセットで
更に、バックアップにチェックが入っているのでSRAM(メモリ)が付いている物を探します

今回、自分が使用したものは「SDガンダム ガチャポン戦士4 ニュータイプストーリー」

PGとCHRが共に256Kでバックアップ付きで、かなり安く入手出来るのがありがたい

実際に作業をする前に、ROM化するのに必要な資料のおさらい
EPROMとMASK ROMではピンアサインが違う部分があるので、それを合わせる必要があります

・PG ROM

ピン番号の以下の5箇所が違いますので、それぞれを合わせます
EPROM → 基板
1(Vpp) → 32(Vcc)
2(A16) → 24(A16)
24(OE) → 22(CE) ※OEとCEを一緒にくっつける形となる
30(A17) → 1(A17)
31(P) → 未接続でOK

・CHR ROM

ピン番号の以下の6箇所が違いますので、それぞれを合わせます
基本的にはPG ROMと同じですが、CEとOEの部分が違います
EPROM → 基板
1(Vpp) → 32(Vcc)
2(A16) → 24(A16)
22(CE) → 31(CE)
24(OE) → 2(OE)
30(A17) → 1(A17)
31(P) → 未接続でOK

青い横線は5ピンおきの目印です
実際に乗せるROMにもマークしておくとミスが減るのでオススメ

ファミコンの殻割りや乗ってるROMの取り方は、Google先生などに聞いていただいて
ちょっと飛びまして、まず基板に乗っているMASK ROMをはずした状態です


なるべく間違いを減らす事が出来る方法で作成します

左にCHR ROM 右にPG ROMが乗ります
右から5ピンおきにマークを入れます

4cmぐらいのケーブルを以下のように付けます


CHRとPGのMASK ROMと相違のある足を上げます

上げた足をの細い部分だけカットして、基板に乗せて半田付けします
この時に、先ほどつけたケーブルと差し込みたい足がぶつかったりした場合は
何かが間違っている可能性があるので、要チェックです
ROMを乗せて、一致している部分は半田付けします

次に、相違の部分を合わせて行きます

まずは、写真の緑のケーブルの部分、これはROMの上だけで済む結線です
CHRとPG共に以下の結線をします
EPROM → 基板
1(Vpp) → 32(Vcc)

PGのOEをCEに結線する部分
EPROM → 基板
24(OE) → 22(CE) ※OEとCEを一緒にくっつける形となる

次に基板に接続したケーブルをEPROMに接続していきます
PG ROM側

以下の3つ
EPROM → 基板
2(A16) → 24(A16)
30(A17) → 1(A17)
31(P) → 未接続でOK
緑のケーブル2箇所と上記3箇所で合わせて5箇所
これでPG ROM側は完成

CHR ROM側

以下5つ
EPROM → 基板
2(A16) → 24(A16)
22(CE) → 31(CE)
24(OE) → 2(OE)
30(A17) → 1(A17)
31(P) → 未接続でOK
緑のケーブル1箇所と上記5箇所で合わせて6箇所
これでCHR ROM側も完成

どの配線も、丁寧に追って行く事がコツです

あとは、祈りながら起動



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