USB2.0を試してみる
今更ながらUSB2.0の凄さを実感してみた
USBはキーボードやマウスからプリンタやらサウンド関連などなど
PCの周辺機器を繋ぐインターフェースとして活躍していたものの
USB1.1の転送速度の遅さからイマイチ懸念してきた
しかし、今じゃどんな機器もUSB2.0接続はあたりまえの時代
と、言うわけで今更ながら私もUSB2.0に触れてみる事に
試してみたいのは以下事
・USB2.0の転送速度は実測どれぐらいなのか
・インターフェースの違いで転送速度はどれだけ違うか

今回試してみたUSB2.0インターフェース
PCIの方がIO DATAのUSB2-PCIL3
CardBusの方がLOGITECHのLPM-CBUSB2HA
両方ともコントローラーチップはNECの720101です、細かい仕様は違うけどまぁ同じ物だと思う

もうひとつASUSのP4B533のオンボードのUSB2.0

使用したHDDはSEAGATEのBarracuda ST3120026A
IDE⇔USB2.0の変換に使ったのは

ドスパラで購入したこのケース
まずはUSB2.0の実測値を計って見ることにする
とりあえずHDDの能力を知らないと話にならないので普通にIDEで接続した状態でのベンチ
(ベンチはHDBENCH Ver 3.40 beta 6で3回計って真中の値)
ASUS P4B533でPentium4 2.53GHzのIDE接続の値
Read Write RRead RWrite Drive
55531 56715 15905 25848 D:\200MB
次にUSB2.0接続の結果

Read Write RRead RWrite Drive
20475 24271 13765 9566 H:\200MB
実測は20MByte/sと言った所だろうか
次にPCI接続をしたUSB2.0
SUPERMICRO PIIIDME PIII500x2

Read Write RRead RWrite Drive
21621 20225 12578 9989 H:\200MB
上のマシンよりなぜか早い
次はCardBus SHARPのMT1-H1(MURAMASA) PIII500

Read Write RRead RWrite Drive
10673 10368 7944 5190 E:\200MB
やはりCardBusではあまり数値的には伸びないっぽい
ここで一つ気づいた事がある
上記の結果はすべてWindows2000SP4での計測なので
どれも標準ドライバで動かしているものである
LogitecのCardBusの箱に「高速ドライバ添付!」と書いてあるので
ドライバでどれほど速度が変わるかを試してみた
Read Write RRead RWrite Drive
16732 10616 10716 5347 E:\200MB
結果、Readがかなり早くなった
Windowsの標準ドライバよりかメーカーのドライバの方が
転送速度は速くなると言う可能性があるという事なのか…
PCI接続のドライバをメーカー公開の物に変えてみた
Windows標準ドライバの結果
Read Write RRead RWrite Drive
21621 20225 12578 9989 H:\200MB
メーカードライバ
Read Write RRead RWrite Drive
22750 18665 12899 9442 H:\200MB
微妙だ…
Readが多少上がったがWriteがガクと下がってしまった
この場合はおとなしくWindows標準を使った方が良いと判断
測定の結果としてこの速度なら十分周辺機器接続として使えるであろう
ノートPCでDVDを焼くにしてもこれだけの転送速度があれば問題無い
あとこのように外付けのHDDにデータを蓄えるにしても
この転送速度なら十分実用的、PCで録画してる人がデータを保存する手としても十分
一つ気になる事として、ノートPCで標準についてるUSB2.0の転送速度が知りたい所である
それは、いつか自分がUSB2.0のノートPCを買ったときに試してみる
★結果があまりにもつまらなかった実験★

この二つのインターフェースの速度の違い
CD-RWの方は中身を抜いちまえば
→
こうなるので何でも装着可能
結果
ドスパラケース
Read Write RRead RWrite Drive
22674 18665 12529 9428 H:\200MB
IOデータケース
Read Write RRead RWrite Drive
22362 18720 12674 9428 H:\200MB
もう何も言う事は無いです…
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