Canopus MTVGA9550Lを使ってみる
我が家でメインとして使ってるVGAはMatroxのG550
デュアルヘッドができれば不自由は無かった為、それ以上のVGAは持ってなかった
そう言いながらも実はVGAが問題でイースYが棚で眠ってるのが現実
更にイース-フェルガナの誓い-も購入した為、遊べるVGAを買おうと思ったのが発端
色々と調べてる内に気になったVGAを発見


Radeon9550でハイビジョン出力対応のCanopus MTVGA9550L

内容物はボードと変換コネクタとコンポジットVIDEOとS-VIDEOケーブル

変換機はディップスイッチで出力方式を変更できる
しかし、ここで設定したら常にその出力なるわけではなく
解像度やカスタム設定により変化するので必ず設定が必要ではない
D端子への接続ケーブルは付属していないので別途用意する必要がる
ハイビジョン出力を歌っているのにケーブルが付いてないのは如何なもんだろうか

D端子⇔コンポーネントビデオケーブルを用意
では、早速ボードの取り付け
→
グッバイ Matrox G400→コンニチワ Radeon9550
カードの取り付け完了

ケーブルの取り付けも完了
まずはS-VIDEO出力をしてみる

S-VIDEOでは今まで使ってたG400の出力と大差は無い
さて、いざハイビジョン出力

…アレ?
色々と調べた所、ハイビジョン出力はその規格に沿った出力をするため
D3で出力する場合は1125i(実質1080i)の走査線
解像度で言うと実に1920x1080となる訳で物凄いビックサイズ
その広い中の真中に表示される為、上のような画面の真中だけになってしまう
ようするにこのボードではハイビジョン出力を画面一杯にしたければ超高解像度にしなくてはならない
しかも解像度的には大きくても出力モニタはその寛大な解像度には対応できず結局は一部潰れた映像となってしまう

1776x1000で表示するとこんな感じ
文字は潰れて読めたもんではありません
モニタ要らずで高解像度(1024x768くらい)ライフが送れるかなと思ったが
世の中そんなに甘くは無かったようである
気を取り直してハイビジョンでゲームを楽しんで見る
PSをエミュで表示をハイビジョンで行う事にする

秋には映画も出ると何かと話題のFF7をチョイス
左がD3出力で右側はS-VIDEO出力


写真では分かりにくいと思うのですが
ハイビジョンの方が発色が良く、色飛びも少なく引き締まった感がして良い
しかしRadeon9550では画質を上げてハイビジョン出力するとキツイ
ゲームを本格的に楽しむなら上位のボードを選んだ方が良い

まとめとしては、ハイビジョンテレビを持っているがRGBやDVI入力が無いけどPCゲームを大画面で楽しみたい
でもS-VIDEOだと字が潰れて見づらいから嫌だと言う人にはオススメと言った所だろうか
【追記】
MTVGA X800XLではハイビジョン出力用として
1152×648で画面一杯に表示できるモードがあるらしい
このモードをMTVGA9550でやれないか試してみたがどうやっても無理でした
D出力をメインにしてATIコントローラーから設定すれば1152×648も表示されました
しかし、画面一杯表示でできず、いつもの画面の真中に寄ってる状態でした
この原因は単純な事で私のテレビはD3までしか対応しておらずでD4は出力できません
したがってD4規格と言われる720p(1280x720)は出力できないのです
要するに1152x648という解像度はこの720p(1280x720)を出力した際に
画面の見えなくなる部分を削った状態なのでD3で見た場合は
画面真中に表示されてお終いという悲しい結果となるわけです
無念…TV買い替えを考えるかな
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